2014年7月18日金曜日

北に住む動物:ジャコウウシ/ Myskoxe

Hej!

ここ一週間ほど、知り合いの住む町・・・森?
に行ってきました。

テネス/Tännäs と言う、小さな町で、
周りは森だらけ。

人口は100人ほど。
一番近いスーパーまで車で約20Km。

ここにある教会はスウェーデンで一番高いところに位置しているとか。
といっても、海抜648m

そんな町から見に行くことができる、
ジャコウウシ保護センターに行ってきました。
(ジャコウウシ:Myskoxe / ミュスコクセ)

スウェーデンに住む野生のジャコウウシはたったの7頭。
そんなジャコウウシですが、マンモスが生きていた時代から絶滅せずに
生き残り続けた動物。
生きる化石。

スウェーデンでも、一度は絶滅し、グリーンランドで何とか
生き残ったジャコウウシをノルウェーやスウェーデンに輸入

さらに、今は保護センターで、頭数を増やす取り組みをしています。
なので、できるだけ野生に近い育て方をしていて、
個体それぞれ時期が来たら山に放します。

今保護センターにいるジャコウウシは、
合計7頭。

リーダーはHärje。その他に若い雄2匹、子ジャコウ牛2匹
母2匹などなど・・・。

冬は雪に覆われてしまうスウェーデンですが、
ジャコウウシが生きているのは、
森林限界を超えたところ。

そこにあるのはコケや小さな植物だけですが、
森林限界を超えた山の上では、
風が強く吹き、雪が吹き飛ばされるため、
食べ物を確保できるそうです。


そんなジャコウウシ。
これからも、絶滅せず
北の過酷な自然の中を生き抜いてほしいです。

ジャコウウシ保護センターのHPはこちら(スウェーデン語)
センターのFacebookもあるので、ぜひ!
FBでは、野生のジャコウウシの写真も掲載されています!




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